月刊 こがっぱ通信 旧 “こがっぱ観察記” 続編


旧【こがっぱ観察記】で、わが子ながら極めて面妖に思えて仕方ない『こがっぱ』に親しくしてくださった皆さん、御無沙汰いたしておりました。一部の方の強力なリクエストにお応えして、新たにこがっぱ本人が“日本語”でつづるブログとして再スタートさせていただきます。どうかこの不思議な生き物と、慣れ親しんでくださいませ。また初めてこちらへお越しいただいた方のために、以前のプロフィールも下に残しておきます。あらためまして、ヨロシクお願いいたします。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

私はDr.MANA。パリ在住の日本人皮膚科専門医です。こちらのブログでは、パリのど真ん中、セーヌ河にほど近い古いアパルトマンに棲息している珍しい子河童の生態を観察し、報告していこうと思います。彼の名前は『kei』。人になぞらえるなら、性別は男。男3人兄弟の末っ子としてこの世に誕生し、2009年1月現在14歳。パリっ子としてすくすく小粋に育つ予定だったのに、若干11歳の時点で毎週土曜日に欠かさず碁会所に通うほどの老成ぶり。気づけば日ごとに面妖な行動を見せるようになり、本人も自分のことを河童であると信じている様子。人生の90%以上をパリで過ごしているというのに、いったいどうして河童……? 私、河童を生んだ覚えはないんですけど……。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

Dr.MANA公式ホームページ『南仏通信
パリ発 Dr.MANAの公式ブログ『はだぢから開発室・分室

こがっぱ、夜の美術館へ☆

yakei

パリ市が主催する、年に一回のイベント、
『la nuit des mussees(美術館の一夜)』。
この日はパリ中のほとんどすべての美術館が
夜遅くまでオープンしていて、しかも入場無料。

この夜を心待ちにしていた私は
プチ妖怪達を彼らの大好きな中華料理でつり、
お腹いっぱいでご機嫌にさせた後、
妖しい美術館へ繰り出すことにしたのでした。

行き先は『アラブ世界研究所』☆

なにしろ、光りと影といったら、ここ!
きっと、それはそれは妖しく美しい世界を
かもしだしているに違いありません。
ここの屋上からのパリの夜景はまじに圧巻なのです。

はたして、アラブ世界研究所に着くと、
いつものとおり入り口のセキュリティチェック
(あの飛行機に乗る時と同じやつ、、、)には
いかついガードマン然とした大男が立っています。

いつもちょっとドキドキしながらくぐる私ですが、
こがっぱはなんだか、、、にやにや。

きっと子供ってこういうのも楽しいのね。

ぴーーーーー!

早速ならした、こがっぱ。
なんだか嬉しそうです。

自分の時計をていねいにはずして
警備員さんに預けてます。

そしてまたくぐったかと思うと、、、

ぴーーーーー!!

こがっぱ、にやにやにや。
今度はポケットからカギをじゃらじゃら出して、、、
(あんた、最初から一度に出しなさいよ)

そして今度は、、、

ぴーーーーー!!!

にやにやが頂点に達したかと思うと、
トレーナーのお腹のぽっけをがさごそ探って。。。

「もうわかったから。キミはだいじょうぶ。
 キミのことを怪しいとは思ってないから、、、」
と肩をたたいて先へとうながす警備員さんに、
お店からテイクアウトしたアルミの包みを
誇らしげに差し出した、こがっぱ。

「きっとこの包みだね!
 中華料理がはいってるんだよ

しーーーん。一同沈黙、、、

エレベーターの中で兄の不死身龍に
「おまえ、まじ、だっせーーーーよ!」と
こづかれていたこがっぱでした。
日記 | 投稿者 dr.mana 10:17 | コメント(18)| トラックバック(0)

ケーキ職人こがっぱ☆

cake

ある日の夕方、
帰ってきて冷蔵庫をあけたら、、、びっくり。
の20個パックがひとつに12個パックが3つ、
、、、合計56個!!

そこのけそこのけ状態で
ぎゅうぎゅうと押し込まれているのです、、、

こんな大量の卵がつまれているのは
スーパーマーケットでしか見たことがありません。

そういえば朝方、こがっぱが
「今夜、友達のおうちでお菓子パーティあるから、
その準備にちょっとおこづかいちょうだい。
みんなで分担しているんだ」
そういっていたわねぇ。

こがっぱ、きっと卵係になったのね。。。
それにしてもこの卵の量ったら、、、
いったい何を何人分つくるのかしら?

「ふんふんふんふん♪
これから、ケーキつくりにいってくるね!」

ほどなくして、鼻歌とともに本人登場。
足音もなく、軽やかに移動してきました。

、、、へ? なぜ足音もなく??

ふと足元を見ると、なんと!
ローラーブレーダーをはいているこがっぱ。。。

こがっぱってばよりによって、なぜ
こんな状況下でローラーをはくわけ?

私は瞬時に、ローラーに失敗して転んで
大量の卵にまみれて大惨事になっているこがっぱを
想像してしまいましたわ!

──さてさて、その夜。

「ちかれたーーー」

といいながら帰ってきたこがっぱ。
髪が粉を吹いて、まだらに白くなっています。
、、、小麦粉まみれ。
ケーキづくりを戦争と勘違いでもしてるのかしら。

でも、きっとがんばったのよね、こがっぱなりに。
こんなになるまで一生懸命やったのだから、
きっと見た目は悪くても
おいしく感じられたにちがいないわ、、、と思いました。

ねえねえ、こがっぱ。
ケーキはおいしくできたんでしょ?

あんまりおいしくなかった
ひと言いうと、ふてくされたみたいに
ソファに撃沈したこがっぱなのでした。
日記 | 投稿者 dr.mana 16:23 | コメント(15)| トラックバック(0)

こがっぱ日本語学習中☆

gogaku

先日の帰国のときから
少し本腰を入れて日本語の勉強をはじめた
わが家のプチ妖怪3兄弟。
「あとでやるよ」といつも逃げる長男・盆栽とは対照的に、
日本のマンガを自力で読みたい次男の不死身龍や
囲碁と河童が頭のほとんどを占めるこがっぱは
意外にも積極的に自習をはじめたりして驚きでした。

特にこがっぱは東京のお寿司屋さんの看板を読んで
私の知人にたいそうほめられて
しっかりとお寿司をごちそうになったのに味をしめたか、
学校から帰るとサロンで仕事をしてる私をつかまえては
楽しそうに日本語学習のコーチを強要します。

「おぉんがぁくぅのぉじかんっにっ
ハモニカを、、、ふいたぁ♪」
ひらがなの文章を読ませると
まるで詩吟のような独特のこぶしをきかせる、こがっぱ。
私は笑いをこらえるのに必死ですが、
こがっぱは真剣な表情。笑うわけにはいきません。

ある日のこと、こがっぱが漢字の読みを
独自の方法で覚えようとしていたので、
私はビックリしました。

これ(白)は何て読む?

「しろ、、、ブラン、、、」

これ(赤)は?

「あか、、、ルージュ、、、」

誰が教えたわけでもないのに、
日本語を読んだ後にフランス語をあてはめて
意味を理解しながら覚えようとする、こがっぱ。
こうしてどんどん吸収しながら成長していくのね、、、
私はちょっと感動したような気持ちになりました。

こうなったら私も片手間ではできません。
真剣なこがっぱに、真剣につきあうぞと決心しました。

じゃあこれ(小)はわかるかな?

「んーと、、、ちいさい、、、プチ、、、」

それじゃ、、、これ(川)は?

「、、、かわ、、、かっぱ」

、、、へ?
こがっぱ、いま、なんていったの?

「かわ! かっぱ!

、、、それじゃ、、、これ(水)は?

「みず、、、かっぱのおさら!

ほこらしげに、、、にやにやにや。。。
何かにつけて河童に落とし込みたい、こがっぱ。
読みもできてるし意味もそこはかとなく理解してるようだけど、
一抹の不安が頭をよぎる初夏のパリの昼下がりでした。
日記 | 投稿者 dr.mana 08:08 | コメント(4)| トラックバック(0)
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