2006年04月29日
☆めめ☆
わがプチ妖怪屋敷、いつもの朝の洗面所。
今日も脱衣所の台の上に、
こがっぱの給食カードが置いてあります。
あれ以来、本当に肌身離さずつけているのねぇ。。。
でもそれはイエローカードをもらったからではなく、
きっと好きでつけているのに違いないわ。
、、、えええーっ!
こりはいったい、、、どうしたこと???
巨大めめ!
そういえば数日前、私がケータイにでも貼ろうかと
東京で買ってきた目のシールを
しげしげにやにや欲しそうに眺めていたこがっぱに
「好きなところに貼りなさいな」とあげたのだけど。。。
こがっぱ、、、
生まれたときから見てる私にはよーくわかるのだけど、
あなたのことだから間違いなく
これはけっしてウケ狙いでしたことじゃなくて、
本当にあなたの「好きなところ」なのよね。。。
、、、でもこれ、考えてみたら、
学校のコントロールで給食の係の人とかに毎日見せる
IDカードなんじゃなかったかしら?
2006年04月21日
続☆ダブル・アタリ
イースターの休暇に入ってることもあって、
私の仕事のスケジュールを合わせ、
久々にプチ妖怪3人も日本に帰ることになりました。
12時間の飛行を終え、ふたりのお兄ちゃんと一緒に
懐かしい日本の地に降り立った、こがっぱ。
嬉しいはずだろうに、、、
なぜだか、うつむいています。
「き、、、きもちわるい、、、」
こがっぱ。きっと乗り物酔いしたのね。
だけど、、、あなた、顔が、、、顔が、、、
真っ青じゃなくて、、、
緑色になっているわよ!?
乗り物酔いして、どうして緑色???
やっぱりこの子、ほんとにかっぱなのかしら???
迎えに着てくれた知人のクルマに乗って
ようやく都内に到着。
おりしも雨が降ってきたので、
レストランで休憩したあと、
3人に折りたたみの傘を渡します。
すると、、、
「あーーーーーー!! ママ、傘が、、、傘が、、、」
ふと振り返ると、こがっぱの傘だけが、
絵に描いたような見事なおちょこになっています。
ふたりのお兄ちゃん達の
「だっせーーーー!」の声をバックに
「うわーーーーー」と声をあげながら、
風にあおられてそのままくるくると2回転。
おちょこになった傘をなおそうともがくほどに、
ますます正しい傘のカタチからははずれていきます。
ようやく傘らしくなったときには、
まるで陸にあがったばかりの河童のように
全身しっとりと濡れてます。
こがっぱにとってはながーーーい、
まさにダブル・アタリの1日でありました。
、、、それにしてもこがっぱってば、どこの国にいても、
どうしてこんなにマンガみたいなのかしら、、、???
2006年04月09日
妖怪アンテナ☆
幼い頃にフランスにわたったわが家のプチ妖怪たち。
彼らはパリっ子と変わらない環境で日常生活を送り、
パリっ子と変わらない環境で学校に通い、
メンタリティも話す言葉もまるっきりフランス人と一緒。
基本的な日常会話はすべてフランス語だから、
日本語は少しずつあやしくなってきています。
けれど、せっかく日本人として生まれたのだから
日本語もしっかり話せるべきだという思いもあって、
私はプチ妖怪たちとは日本語で会話をし、
彼らができる限り日本語を使わざるを得ない環境を
つくるようにしているのでした。
ある日、ふと思い立った私は、
河童ラヴなこがっぱが
いったいどこまで河童について知ってるのか、
訊ねてみることにしました。
ねえねえ、こがっぱ、
河童って、おばけなの?
「ううん。ちがうよ」
自信満々に首を横に振る、こがっぱ。
それじゃ、ゴースト?
「ううん。ぜんぜんちがう」
またまた首を横に振る、こがっぱ。
そしたら、ファントムかしら?
「ううん。ちがうってば」
やっぱり首を横に振る、こがっぱ。
ならば、、、宇宙人なのかな?
「ううん。ママ、わかってないね」
ブンブンと首を横に振る、こがっぱ。
じゃぁ河童って、、、妖精?
「うんうん!! そうそう」
満足げにコクコクとうなづいてる、こがっぱ。
えー? ほんと?
森の中やお花畑をひらひら飛んでいる妖精?
「、、、、、」
なぜだか眉間に皺をよせる、こがっぱ。
私は妖精じゃなくて、妖怪かと思ってたわ。
「、、、、、」
ハッと気がついたような表情を一瞬だけ浮かべ、
それでも強引に河童の腕をひらひらさせている、こがっぱ。
こがっぱ、、、妖精と妖怪を間違えたのね。。。
ひっこみつかなくなったんだわ。。。
「妖精、、、かっぱかわいいし、、、」
とってつけたようなことをいうこがっぱの頭には、
寝ぐせにも似た妖怪アンテナが無数にたっていたのでした。
2006年04月05日
ディフェンスこがっぱ☆
きっと日本でも報道されてることかと思いますが、
フランスでは今、雇用問題を巡って若者達が燃えています。
わがプチ妖怪屋敷は学生街のど真ん中。
歩いていける生活圏内のようなエリアで
ショーウインドウが割られている商店や
閉鎖されたブティックなどを目撃したりしてました。
全国的デモ決行予告あり、のその日、、、
もちろん妖怪たちのアジトにも厳戒令がしかれます。
「でも、どうしても明日の授業のために
僕は本屋に行かなくちゃいけないんだ」
こがっぱは主張します。
だめよーー。
巻き込まれたらどうするの?
石や人が飛んでくるって話なんだから。
私の顔をじーっと見つめて何かを考えてる様子の、こがっぱ。
おとなしく部屋に戻っていったと思ったら、
しばらくごそごそして、再びサロンに戻ってきた気配。
「ねえねえ、ママ。
準備をしたから後ろのチャックしめて」
背後からの声に私が振り返ると、、、
、、、はぁ
ジャケットを後ろ前に着て、
兄・盆栽のサッカー用サポーターをなぜか腕につけ、
かなり満足気に、にやにやとポーズをとってます。
なんだかおなかのあたりが、ふくらんでたりもします。
「おなかにクッションをひとつ入れてるんだよ。
これでかんぺき☆」
その姿のあまりのおかしさに笑いそうになりながらも、
私はさらにたしなめます。
ねえねえ、そんな格好してると目立つし、
デモ隊の仲間だと思われるかも知れないわよ。
ポリスからも目をつけられて逮捕されちゃうかも。
こがっぱ、それでもいいの?
うんうんと首を縦にふる、こがっぱ。
この瞬間に、私はすべてを察しました。
こがっぱ、、、
野次馬根性で見物しにいきたいだけなのね。。。
けれど、彼の望みが叶えられることはありませんでした。
ディフェンス姿をかためたこがっぱは、
ふたりのお兄ちゃん達にみつかって、
ボクシングのスパーリング相手にされてしまったのです。
もちろん、ほとんど打たれる専門の。
とても、でかけるどころではありません。
2006年04月01日
C'est Parfait !!(=これでかんぺき!)
☆その1
もらいものが重なるときってありますよね?
その週のこがっぱがそうでした。
日本から、腕時計の贈り物。
「いつもかっぱ♪
かわいいかっぱ♪」
まるでテーマソングのような自作の唄が聞こえて、
こがっぱ、ご機嫌で登場。
ふと見ると、左腕に腕時計がふたつ。
なんだか重そうです。。。
「ねえねえ、こがっぱ。。。
どうしてふたつ並べてしてるの?
重くない?」
「こっちは防水、
こっちはデザインが気にいったんだ。
ふたつともしていれば、
これでかんぺき☆」
☆その2
近所の路地にある小物屋さん。
置いてあるモノがかわいいので
私は時間があるといつも覗いています。
ある日、こがっぱと一緒に入ってみました。
ちょうど欲しかった手袋があります。
ひとつは黒にシルバーの模様。
もうひとつは同じデザインで黒にゴールドの模様。
「んーーーーーどっちにしようかな、、、」
こがっぱ、にやにやにや。
「ねぇ、どっちがママに似合うと思う??」
即座に右手に右手用シルバー片方、
左手に左手用ゴールド片方のそれをもち、、、
「こっちひとつとこっちひとつで、、、
これでかんぺき☆」