2006年02月28日
河童の念仏踊り☆
ある時、サロンで仕事をしていると
廊下からなんだかどこかで
聞いたような音が近づいてくる。
シャンシャンシャンシャン♪
とんとんと、部屋の扉をたたく音。
続いて、こがっぱが両手を上にあげて
くるくる回りながら登場。
私の、、、オリエンタルダンス用の
音のなるフードを首に巻いて、
踊っている、こがっぱ、、、
あまりのことに呆然と固まっている私を
横目に見つつ、無言のまま、
またくるくる回りながら去っていった。
シャンシャンシャンシャン♪
、、、???
いったいなんだったのかしら。。。
そして先日、iMacでゲームをしながら、
私のふわふわマフラーを見つけた、こがっぱ。
いきなりそれをくるくる巻いて、
無言のまま回転椅子の上で両手をあげて踊り出した。
まるで河童の念仏踊り。。。
くせになったら困るので知らんぷりをしていたら、
私が見ていても見ていなくてもおかまいなしに、
いつまでも踊り続けてる。
、、、もしかしたら、
河童の世界の何かの宗教儀式なのかしら?
2006年02月25日
il fait nuit !!(=もう、よる、だよん!)
さて、この写真は、、、
こがっぱ作の河童マンガの、とある1ページである。
いつものことだけど、私は思わずのけぞった。
こんなギャグ、フランスでは絶対に見ない。
まったく聞かない。
とてもじゃないけどありえない。
今となっては日本にだってない!!
きっと昭和40年代か50年代で終わってる。
さしずめ、、、
「きん、ちゃん、ばんど!」
「なんでそーなるの?」
「とびます・とびます・とびます!」
ご存じの方、
どのくらいいらっしゃるのかしら。。。
2歳半で日本を離れ、若干11歳の在仏こがっぱは、、、
いったいぜんたいいつどこで、
欽ちゃん系の古いギャグを知ったのか、、、?
おまけに最後のコマの甲羅には
どことなく哀愁すら漂ってるし。。。
謎が謎よぶ
「もう、よる、だよん!」
2006年02月22日
ライバルあらわる☆
ある時、上から順に
盆栽、龍、こがっぱの3兄弟が、
くちぐちに動物を飼いたいといってきた。
しばらくのあいだ考えた結果、
“こころ”を育てるのにもいいかな、、、と思い、
私は彼らの希望を条件つきで叶えることにした。
自分たちで何から何までちゃんと世話をすると
約束するのなら飼いましょ。
で何にするの? ねこ? うさぎ? それともインコ?
「ううん、インドぶた」
いんどぶた、、、???
「ほら、いるでしょ。毛がいっぱいはえてるの」
「ちっちゃくて、まるいんだ。わかんないかなぁ」
、、、わかりません。
ペット屋にいくまで、奇々怪々いろんな動物の姿を、
思春期をむかえた上ふたりの表現力に不安をおぼえつつ、
いろいろ想像したのだった。
仏名インドぶた。
実はモルモットのことである。
さて、晴れてわがコドモ妖怪屋敷の住人となったインドぶた。
そこから先は話題をひとりじめ。
「名前はRonyにしよう」
「あーーー食べてる食べてるーー」
「おうちをつくってあげなくちゃ」
「ハンモックつくったら、のるかなーー??」
「ほんとにかわいーーー」
「ここの毛がかわいーーー」
声変わり中の低いしゃがれた声で、
「kawaii」「kawaii」を連発の兄たち。。。
それにまざって、こがっぱの言葉も聞こえてくる。
「かわいぃ??」
そりゃかわいいに決まってるじゃない。
インドぶたって聞いたときにはどうなるかと思ったけど、
この姿を見ちゃったら誰でもかわいいと思うわよ。
こがっぱもそう思うでしょ?
「かわいぃ? かっぱかわいぃ?」
私は耳をうたがった。
こがっぱ、あなた、、、
インドぶたをライバルだと思ってるのね。。。
2006年02月20日
ダブル・アタリ☆
こがっぱの描く、河童マンガ、、、
今後、少しずつ
そのベールがはがされていくことになる、
この秘蔵のマンガは、、、
主人公は「フランス在住の河童、しかも中学一年生」で、
どういうわけか「囲碁の天才」。
河童と人間の美しい(? うぷぷ)友情物語(? きゃはは)、
そしてそれに並行して進むフランスと日本にまたがる
インターナショナル(?)な囲碁対戦の展開は、
ちょっとありえないほどの不条理に満ちていて、
こがっぱ自身は真剣に描いてるみたいだけど、
ページをめくるたびに読み手の空気がぶしゅっと抜ける脱力系。
でも、いったいどこでマンガの描き方を覚えたのか、
コマ割りや絵の配置、場面展開、芸の細かさなどには、
ちょっと非凡なモノがある……と思うのは気のせい……だわね。
こがっぱ、天才と紙一重かも。。。
その壮大なストーリー展開の中で、
河童と人間と類別不可能な動物がごちゃまぜの
「囲碁国際トーナメント大会」が
スタジアム(!)のような会場で行われるシーンがあって、
私はそこに描かれる真剣☆囲碁決戦の中で、
フランス語のセリフに混じったこんなコトバを発見した。
『ATARI !!』
、、、アタリ? なにこれ、こがっぱ?
「相手の石を取るときのコトバなんだよ」
、、、ふぅん。そんなのあるんだーーー。
そして再びマンガに目を戻し、次の瞬間、
、、、ん? 、、、こっこりはいったい?
私はおもわずのけぞった。
『DOUBLE ATARI !!』
妙ちきりんな日本語とフランス語のちゃんぽんに
私がすっかり脱力していると、、、
「これはふたつ石を取るときのコトバだよ」と、
ニヤニヤしながらヤケに誇らしげな、こがっぱ。。。
その瞬間、私はあることを思い出した。
あれは先日、私の両親が1ヶ月ほどパリに滞在し、
いよいよ帰国が迫ったときのこと。
私の母「ちょうどお洋服や靴のセールをやってるから、
みんなに買ってあげるわね。みんな、何が欲しい?」
長男「僕はシャツとズボン」
次男「僕は靴が欲しい」
こがっぱ「、、、、、、、、、、、ゲーム」
私の母「はい。じゃ、keikappaはお留守番ね」
「買ってもらえない」うえに「お留守番」。
これってまさに『ダブル・アタリ』だわ。
思い出してみれば、こがっぱ、そんなことばかり。
世の中の道理と並行して違う道に生きるのは、
想像するより大変なことなのね。
強く生きるのよ、こがっぱ。。。
2006年02月17日
2006年02月13日
kei le Boss=Kei the Boss
お台所にいるとマメにやってくる、こがっぱ。
いそいそとサンドウィッチを作っている。
この子やるじゃん、、、と思ったら、
それをふたりのお兄ちゃんに献上しに、、、
サロンで仕事をしているとよく顔をだす、こがっぱ。
「ママ、お兄ちゃんが白い紙、欲しいって」
やっぱり今日も伝言パシリ役、、、
新品を買ってもらったわけでもないのに
一番の衣装持ちの、こがっぱ。
お兄ちゃんたちのおさがりを床に並べて、
選ぶのはいつも、、、あり得ない組み合わせ。
ある日、私は
こがっぱに譲ったiMacのデスクトップ上に
みなれないフォルダを見つけた。
そのタイトルは、、、
『kei le Boss』。
。。。
そっかぁ、こがっぱ、、、
きみはBossになりたいんだね。。。。
2006年02月10日
囲碁じいさん☆
ある朝、東京に住む母が
興奮して国際電話をしてきました。
「このまえ滞在してた時に
Keiの傑作写真が撮れたから
今度送るわねぇ。
本因坊の貫禄があるわよ」
「、、、??」
百聞は一見にしかず。。。
後日送られてきた写真を見て、
私はある事実をはっきり悟りました。
時としてこがっぱが背中をかがめて
手を腰の後ろのあたりに組むという、
パリではまず見かけないスタイルで
歩いているわけがわかったのです。
その碁盤をみる目つき、
あごの突き出し方、
にやけた不敵な口元、
余裕しゃくしゃくに垂れた手首、
慣れたふうにあぐらをかいて、、、
なにより11歳とは思えない
それらしくまるまった背中、、、
このこがっぱには、『光の碁』の
藤原佐為(ふじわらのさい)ならぬ、
囲碁じいさんがのりうつっているに違いないわ!!
2006年02月06日
『シャンソン☆かっぱ』 by keikappa
ある時、それまでおとなしく
ノートになにかを書いていたと思ったら、
いきなり妙なふしまわしで
聞いたことのない歌を唄い出した、こがっぱ。
いったいなにかしら? と思ってたら、
ちょっと誇らしげにノートを見せようとする。
そこには“CHANSON KAPPA”
(=河童の唄)という題名で、
こんな歌詞が書かれていた。
『かっぱ かっぱ いつもかっぱ♪
かっぱ かっぱ かわいいかっぱ♪
かっぱ かっぱ うれしいかっぱ♪
かっぱ かっぱ おとぼけかっぱ♪
かっぱかっぱむーす♪
かっぱかっぱむーす♪
かっぱ♪ KEI !』
ある時、スポーツ用品店で、
イタリアのブランド“KAPPA”の
バスケットシューズを見つけて、
買ってもらうことに成功した、こがっぱ。
一日中、にやにやにや。
そこで二番。
『かっぱ かっぱ あさもかっぱ♪
かっぱ かっぱ ひるもかっぱ♪
かっぱ かっぱ よるもかっぱ♪
かっぱ かっぱ くつもかっぱ♪
かっぱかっぱむーす♪
かっぱかっぱむーす♪
かっぱ♪ KEI !』
2006年02月04日
第十惑星
朝元気よく
「いってきまーーーっす」と、こがっぱ。
足取り妙に軽快、、、
「あれ? こがっぱ、カバンは?」
☆
土曜午後元気よく
「碁会所にいってきまーーす」と、こがっぱ。
なんだか背中が重そう、、、
「あれ? こがっぱ、学校のカバンしょってくの??」
☆
くるくる回る洗濯機の前でたちつくす、こがっぱ。
「お財布、、、また、とるの忘れた、、、、、」
☆
ゴミ捨てを頼めば、
そのまま学校までもっていくこともたびたびのこがっぱ。
☆
「でか頭、、、」
河童のぬいぐるみにつぶやく、こがっぱ。
毎朝夕、どこで覚えたか小顔マッサージを施して
見事顔やせを成功させた、エステティシャンこがっぱ。
とにかく一緒に暮らしててもびっくりするくらいのおとぼけぶり。
いったい誰に似たのかしら、、、?
フランスではこういう人を比喩する時に
「彼は月に生きているから、、、」と
ちょっとロマンチックな言い回しがあったりするわけ。
こがっぱの場合はもっと遠く、冥王星の遙かその先、
「彼は第十惑星に生きているから、、、」に違いないわ。