2006年04月05日
ディフェンスこがっぱ☆
きっと日本でも報道されてることかと思いますが、
フランスでは今、雇用問題を巡って若者達が燃えています。
わがプチ妖怪屋敷は学生街のど真ん中。
歩いていける生活圏内のようなエリアで
ショーウインドウが割られている商店や
閉鎖されたブティックなどを目撃したりしてました。
全国的デモ決行予告あり、のその日、、、
もちろん妖怪たちのアジトにも厳戒令がしかれます。
「でも、どうしても明日の授業のために
僕は本屋に行かなくちゃいけないんだ」
こがっぱは主張します。
だめよーー。
巻き込まれたらどうするの?
石や人が飛んでくるって話なんだから。
私の顔をじーっと見つめて何かを考えてる様子の、こがっぱ。
おとなしく部屋に戻っていったと思ったら、
しばらくごそごそして、再びサロンに戻ってきた気配。
「ねえねえ、ママ。
準備をしたから後ろのチャックしめて」
背後からの声に私が振り返ると、、、
、、、はぁ
ジャケットを後ろ前に着て、
兄・盆栽のサッカー用サポーターをなぜか腕につけ、
かなり満足気に、にやにやとポーズをとってます。
なんだかおなかのあたりが、ふくらんでたりもします。
「おなかにクッションをひとつ入れてるんだよ。
これでかんぺき☆」
その姿のあまりのおかしさに笑いそうになりながらも、
私はさらにたしなめます。
ねえねえ、そんな格好してると目立つし、
デモ隊の仲間だと思われるかも知れないわよ。
ポリスからも目をつけられて逮捕されちゃうかも。
こがっぱ、それでもいいの?
うんうんと首を縦にふる、こがっぱ。
この瞬間に、私はすべてを察しました。
こがっぱ、、、
野次馬根性で見物しにいきたいだけなのね。。。
けれど、彼の望みが叶えられることはありませんでした。
ディフェンス姿をかためたこがっぱは、
ふたりのお兄ちゃん達にみつかって、
ボクシングのスパーリング相手にされてしまったのです。
もちろん、ほとんど打たれる専門の。
とても、でかけるどころではありません。