こがっぱ観察記

皆さん、こんにちは。
私はDr.MANA。パリ在住の日本人皮膚科専門医です。
こちらのブログでは、パリのど真ん中、セーヌ河にほど近い古いアパルトマンに棲息する珍しい子河童の生態を観察し、報告していこうと思います。
彼の名前は『kei』。
人になぞらえるなら、性別は男。男3人兄弟の末っ子としてこの世に誕生しましたが、パリっ子としてすくすく小粋に育つ予定だったのに、若干11歳にして毎週土曜日には欠かさず碁会所に通うほどの老成ぶり。気づけば日ごとに面妖な行動を見せるようになり、本人も自分のことを河童であると信じている様子。人生の90%をパリで過ごしているというのに、いったいどうして河童……? 私、河童を生んだ覚えはないんですけど……。

☆Dr.MANA関連HP☆
Dr.MANAの『南仏通信
Dr.MANAの『美しくなる媚肌トーク
パリ発 Dr.MANAの『はだぢから開発室・分室

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Dr.MANA & KEI at 2007
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Dr.MANA & KEI at 2005

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番外編☆不死身龍からの手紙

dra01.jpg

わが家のプチ妖怪達が
山のキャンプ合宿へ旅立っていってから
早1週間が過ぎようとしています。
彼らはスイスとの国境にある
ジュラ(あのジュラ紀のジュラ)地方にいっています。

ある朝、不死身龍からの手紙が舞い込んできました。
不死身龍は、こがっぱの1歳違いのおにいちゃん。
思春期に突入して、やたらとスタイルを気にしたり
クールぶったりするようになりましたが、
基本はマジメでとってもまっすぐ、
こがっぱと違って標準の範疇にいる男の子です。

、、、どれどれ?

はじめのうちはフランス語で、
洞窟探検にいったこと、カヌーの実習があったこと、
マウンテンバイクを楽しんだこと、
などがひとしきり書いてあります。

まぁ、楽しそうでよかったわねぇ。
去年イギリスにいかせたときとはえらい違いだわ。
、、、あら?
日本語でも書いてあるわ。
えらいえらい、、、


  Dear Mother,
 こんにちは 
 あなたは だいじょぶですか?
 わたしは へき。
 じゃ またれ
 有


、、、ふぅ。

いいたいことは判るけど、、、どっと脱力です。
いくら日本語を勉強してる最中とはいえ、
いきなり『あなたは だいじょぶですか?』っていったら
相手によっては殴られるわよねぇ。。。
『じゃ またれ』は「またね」の間違いなのかしら、、、?
それとも時代劇風の『待たれ』なの、、、?

そういえば不死身龍は、
ときどきお手伝いに来てくれるおねえさんに
日本語を教わっていたときにも、
ノートにおもしろいことを書いた前科があるのでした。
たしか「ロックウェルさんの家の隣には加藤さんが住んでいる」
というフランス語を日本語に訳す問題だったはずです。
彼のノートに書いてあったのは、、、

  ロックウェルちんのとなりには
 カトちんが すんでいる。


この文を見た時に、私は必死で笑いをこらようとしながらも、
頭が勝手に回転し始めるのを止められませんでした。

強靱なアングロサクソン系のミスター・ロックウェルが
チカラこぶをムキムキと見せつけながら
「グッモーニン!」と家から出てきた直後に、隣から
あの懐かしいづらとちょびひげつきのカトちゃんが出てきて
「へぇっくちん!!」

こがっぱは基本的に、いっつも天然でズレたりハズレたり。
常ににやにやふにゃふにゃしていることもあって、
ただそこにいるだけでオカシイのが日常です。
けれど不死身龍は、持ち前のまっすぐさと生真面目さに
思春期特有の大人びたふりをしたポーズが加わって、
とてもシリアスな印象の少年なのです。

なのに「わたしは へき」と「カトちん」。。。
やっぱり兄弟なんだわ、、、と
私は少しほっとしたような気持ちです。

安心していいのかどうかは別として。。。
日記 | 投稿者 dr.mana 04:36 | コメント(10)| トラックバック(0)
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コメント
私の甥はアメリカに住んでいるんですが、子供の頃(今はもう成人ですが)同じようなことがありましたよ!本人は真面目にやっているんですよね。。
 しかし、甥はもうほとんど日本語を話せないです・・・
投稿者 TJ 2006/08/10 13:02
Dr.MANAさま。
わはははは……と瞬間的に笑ってしまいました。
きっとおにいちゃんは真剣なんでしょうけれど、
本人がマジメにやっていればやっているほど
おかしさが膨らんじゃうことってありますよね。
それに、こういうことをママとしてまっすぐに笑えるのは、
MANAさまもフランスにわたられてから
言葉に苦労された経験がおありだからなんでしょうし、
お子ちゃまは頭が柔らかくてスポンジみたいに吸収する
っていうのを御存知だから、余裕がおありなんでしょうね。
最近になって必要になって勉強中の僕の片言の英語、
現地の人にはおかしくてたまらないことってあるんだろうなぁ、
……と、ふとそんなことを考えてしまいました(^◇^;)
もう頭が固いですからねぇ。
投稿者 まぎー 2006/08/10 14:09
TJさま
語学は継続なり、ですよね。常に彼らが日本語に触れていられるよう、いろいろ工夫しようと思ってます。

まぎーさま
たまに日本の名作(ふりがなつき)を音読させているのですが、すんごい不思議なのは、「これはいいね。」と、彼らにもその響きがどうも心地よいらしいのです。いろいろお勉強させて頂いてますわ。
投稿者 Dr.MANA 2006/08/11 16:46
Dr.MANA さま
ほんとうに語学は継続することが大切ですね。そして、五感をいかして表現することですね。特に日本語の表現って微妙なニュアンスが多いですからね!
投稿者 TJ 2006/08/12 09:07
Dr.MANAさま。
そうそう。おっしゃるとおりですね。
いいモノというのは、おそらく国境を越えて、
感動を与えてくれるのだと思います。
プチ妖怪くん達が何年も日本を離れて忘れてしまっている、
日本にもある素晴らしいモノを思い出させてあげてください(^^)
投稿者 まぎー 2006/08/14 18:48
Dr.MANAさま。
そうそう、そういえば“ロックウェルちん”と“カトちん”の
『ちん』なのですが、これって本当は
『さん』って書こうとした……ってわけですよねぇ(・_・?
まさかスラングとしての『ちん』を彼が知ってるのだとしたら、
それはそれでモノスゴイ才能だと思うんですけど……。
投稿者 まぎー 2006/08/14 18:51
TJさま
日本語は音だけのアルファベットと違って、、、象形文字ですものねぇ。イメージが広がるのだと思います。 
まぎーさま
彼らは、、、天然だと思いますわ。天才だともっといいんですけど。

投稿者 Dr.MANA 2006/08/15 06:12
僕封筒なくして、てがみかけなかったよ。
投稿者 こがっぱ 2006/08/22 22:35
こがっぱ君。
僕としては、こがっぱくんがママにあてた手紙も
見てみたかったですねぇ(^^)
投稿者 まぎー 2006/08/24 15:05
まぎーさん
ままにはおみやげ、買ってきたんだ。
投稿者 こがっぱ 2006/08/24 23:28
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